パンツをはかない息子
utsupapa
うつぱぱブログ
妻は面白いことを言う。
これまで怖い体験をしたことがあるかという話題になった。
妻が一人暮らしのころ、寝ていると何者かに首を絞められたそうな。
そして、目をあけると金縛り。体が動かない。
とてつもない恐怖を感じたという。
その日から数日、友人宅に身を寄せた。
妻は考えた。なぜ、金縛りにあったのか。
そこである結論に至ったという。
「夜、窓を開けていたから、何かおばけ的なものが入ってきた?」と。
そう思って、それから窓を閉めて寝るようになったという。
ん?・・・。
わたしは思った。
もし、それが「おばけ的なもの」であれば、窓は関係あるのか、と。
対ヒトだったら効果はある。
が、おばけ的なものであれば窓を閉めてもどうなのか、と。
ただ、それからというもの金縛りにあわなくなったらしい。
やはり、窓は一定の効果があったということか。
信じる者は救われるということか。
単に寝違えただけだったのか。
真実はだれにも分からない。
極論、真実は別にどうでも良いのだ。
自分を納得させられればそれで良いのだ。
自分が納得できれば、「おばけ的なもの」も窓を抜けられない。
そういうことだ。