子供の誕生日
utsupapa
うつぱぱブログ
長女の宿題が難しい。
いや、難しいというか、手間がかかる。
地域の産業について、気候や地理的な条件、歴史などの観点から
なぜ発展したかをレポートにまとめる。
かぁー、めんどくせーー。
それを提出締め切りの前々日に始める。
あるあるすぎて何も言えませんよ。
わが町で言えば畜産業かぁ。
とりあえず、家族総出でGo。
車の中では下の子二人が奇声をあげて騒ぐ。
耳がきーん。
さて、最近は頭もろくに使っていないため、手伝おうにもキレがない。
まず図書館にいって町の郷土資料をみる。
普段なら見向きもしないコーナー。
あたりまえだが、こんな小さい町でもしっかり歴史があり
それをすごくえらい人がきちんとまとめてくれている。
とりあえず、さかんになったのが、戦後からということがわかった。
資料を集め、現地に出向く。写真をとる。
そして畜産農家にインタビュー。
しかし暑い。
途中アイスを買う。
子供はアイスを与えると、数分まじで静かになる。
自分の足で歩く地道なリサーチは、確かに勉強になるのかもしれない。
なんでもネットで調べられる世の中だ。
だからこそ、生の体験は子供にとって貴重だ。
現地を出向くと気付くこと。
におい、気温、音。五感で感じること。
人に聞くと分かること。人の息遣い。仕事。生活。
やっぱり、自分の目で確かめることが、一番。
子供の宿題を通じて、原点に返った気がした。